作業用語
03-5942-1992
〒155-0056 東京都世田谷区八幡山2-3-20
営業時間:AM9:00~PM17:30
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作業用語
剪定とは不要な枝を落とし樹形を整える作業の事を言います。職人の腕、考え方が最も現れる作業であり地域、樹の種類によって様々な仕立て方がありますが私たちでは
自然樹形仕立て(透かし剪定或いは散らし剪定とも呼ばれる)を目指しております。スギ、ヒノキ、イチョウ等の針葉樹は三角形を目指し、カシ、クス、ハナミズキ等の広葉樹はきのこ形を目指して手入れを行います。
京都で古くからあるお寺や神社を長年管理している元親方から伝わった技術で、樹が生き生きと、自然に仕上がります!関東でこの手入れを行う業者はかなり少ないので是非一度違いを感じてみてください。
刈り込みは、鋏などを使い人工的に樹形を作っていくもので、玉作り(玉物仕立て)、段作り(段物仕立て、玉散らし仕立て)生垣などがあります。
いずれも真円・垂直・水平になるべく近づけるよう仕上がりにこだわり作業をしております。
庭木や宿根草などを植え付ける作業です。
木は大きくなってしまうと伐採や抜根が容易に出来なくなりますので、一度植えた木は枯れるまで面倒を見ると決めたうえで、植える場所や将来のサイズを考えてから植える事をオススメします。
主な植栽の手法として株立ちと単幹の二種類に分かれます。どちらともメリット・デメリットがありますので、当社で植栽を行う場合は住宅環境などを考え状況に合った植栽方法をご提案させていただいています。
株立ちの樹木
細い幹が連なり、軽くて爽やかな印象が持ち味です。都内の住宅関係上、大きくなり過ぎてしまうと様々な弊害が出てきますので、シマトネリコなど大きく成長しやすい樹種は株立ちにて植栽する事がほとんどです。
単幹のイチイ
単幹とはその名の通り、樹木が根本近くから分岐せずに、1本になっている事を言います。株立ちに比べ成長も早く、幹も太くなり立派な大きい木に成長しますが、場合によっては樹種や日当たりなどの環境次第では大きくなりすぎてしまう事があります。
腐葉土は土壌を改善する堆肥の一種で、土壌を通気性・保水性・保肥性に優れた土に改良してくれます。
枝葉が長い年月をかけ土状になったものを腐葉土といいます。
また堆肥としてだけでなく、マルチング素材としても使われます。
赤玉土は通気性・排水性・保水性・保肥性に優れた土ですが、赤玉土自体には栄養は無く、弱酸性です。
園芸などで良く使われる材料なので見かけることが多いと思います。硬質赤玉土、焼き赤玉土などの種類があります。
川砂は栄養分を含んでおらず、水はけが良いのが特徴です。
その分、保水性・保肥性がよくありません。
その性質を利用して水はけの良い土を好むサボテンや多肉植物の盆栽や植栽に使用することがあります。
マルチングとは植えた植物の地表を腐葉土やウッドチップ、ビニールシートで覆い、雑草の発生を防いだり、水分の蒸発を防いでくれる効果があります。
また、冬の冷気から根を保護する効果もあります。
人工的に作られた土壌改良材です。軽量で撥水性が良く、土作りの際に混ぜる事で水はけが良くなり、根腐れを防止出来ます。
原料に黒曜石と真珠石の二種類があり組み合わせて使うことでより高い効果があります。
黒曜石パーライトに東邦レオ株式会社様のホワイトローム
真珠岩パーライトに三井金属鉱業株式会社様のネニプラスを使用しています。
枯れたりして不要になった木を、根元から切るのが伐採。
根ごと抜いてしまうのが、抜根です。
春先の緑芽摘み、秋の透かし剪定、葉もみ(葉むしり)こも巻等の手入れを行い、樹形を整え病害虫の予防を目的とした作業です。
緑芽摘み
4月〜6月初旬に行う作業で、松の新芽を素手で摘み取る作業です。同時に軽い剪定も行い、新芽が開いた時を想定して、枝葉同士が混み合わないように手入れを行います。
透かし剪定
10月から1月の間に行う作業で、枝数を減らし幹への日当たりと風通しを良くする事を目的とし、マツケムシの予防にもなります。
10月から1月の間に行う作業で、主に去年の古葉を素手で取り除く作業です。こちらの作業も日当たりと風通しを良くし、マツケムシの予防をする他、要らない芽も取り除いて芽摘みの作業をよりスムーズに行えるようにします。
秋の手入れと同時に行います。幹の裾にワラで出来たゴザのような物を巻きつけ、越冬をする虫たちが外気より暖かいワラの中に卵を産み付けたり、ワラの中で越冬をします。この習性を利用して年明けになったらこもを外し、産み付けられた卵や越冬中の虫を手ボウキ等で取り除きます。こも巻も害虫予防を目的とした作業です。
よりたくさん花を咲かせたい、より多くの果物を収穫したい、最近木の調子が悪い・・・木の状況に合わせて肥料をあげる事が大切です。
植物には通常、三大要素といわれる窒素(N)、リン酸(P)、カリウム(K)が必要になります。
・窒素は葉肥といわれ、葉や茎を育てる肥料。
・リン酸は実肥といわれ、花や実を付ける肥料。
・カリウムは根肥といわれ、根や茎を丈夫にします。
三大要素以外にも、植物の生育にはカルシウムやマグネシウムが必要です。
・カルシウムは土壌改良剤の石灰に多く含まれており、植物の細胞と細胞をつなぎ合わせる働きがあります。
・マグネシウムは葉緑素の構成要素として必要な養分で、苦土石灰に含まれています。
三大要素とカルシウム、マグネシウムのバランスを考え、補給するようにしましょう。
植物や動物の死骸、排泄物などを原料にした肥料です。
施肥後、土中の微生物が肥料を分解した後に植物が吸収するため、即効性はありません。しかし、ゆっくりと長く効き、地力を維持します。
また、匂いはありますが補給しすぎても肥料やけしにくいのが特徴です。
単一肥料と複合肥料がありますが、科学的に合成されたものだから成分量が高く、即効性もあります。
また、匂いもなく扱いやすいのが特徴です。ただし、補給しすぎると肥料やけを起こすので、慣れないと扱いにくい肥料です。
用途別分類
植物の成長に合わせて最適な肥料を分類すると7種類になります。植物の成長を考え、最適な時期に最適な量を施肥してください。
元肥 ・・・苗の植え付けに施肥
寒肥 ・・・地植えの庭木、果樹等の休眠期に施肥
追肥 ・・・地植えの庭木、果樹等の休眠期に施肥
置肥 ・・・植物の育成期間中に肥料分を補う
お礼肥 ・・・主に鉢植えの植物に使用。土の上に置いたり浅く埋めて施肥
玉肥 ・・・樹勢を回復させるため開花後や果実の収穫後に施肥
芽出し肥・・・春先に発芽を促すために施肥
葉肥のN(窒素)が多い肥料は観葉植物、葉菜類や庭木の葉を茂らせたいときに有効です。
一方、花や実をつけたい場合はNを出来るだけ減らし、P(リン酸)を多く与えましょう。
植物の成長を健全にするためには、根肥のK(カリウム)を与えます。
秋になったら寒さに耐えられるようにKを多めに与えるのがコツです。
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